あつあつのうどんに、あつあつのたまごあんかけをかけていただきます。
某讃岐うどん店のメニューを真似て。
スターバックスコーヒー
それは1990年代の後半で、季節はたぶん秋から冬にかけての少し寒い季節だった気がします。
ぼくたちは青山通りから外苑西通りを左に曲がって国立競技場の方向に歩いていました。
その少し先の左側にあったスターバックスが、人生で初めて入ったスターバックスです。
スターバックスが日本で路面店を初めてオープンさせたのが1996年。まだまだ、いまほどの認知度のない時代だったはずです。
コーヒーショップで思いつくのはドトールかルノワールくらいで、それはおじさんたちの集う場所という感じでした。
無論それらは、おしゃれとは無縁であり、コーヒーが座って飲める場所、その程度の認識でしかありません。
ミラノサンドは最高においしいけれど、いまふうに言えば、デートで行ったら炎上案件なお店です(ほめてます)
外苑西通りのスターバックスにつれていってもらったときも、それがどんなお店で、そこに行くことにどんな価値があるのか全くわかっていませんでした。
でも、当時の状況を思い浮かべてみれば、まだ珍しかったスペシャリティコーヒーのお店にボーイフレンドを連れて行く流行りものに敏感なわたし…そんな感じだったのかなと思います。
カカオを思わせる風味 グアテマラ アンティグア スペシャルティーコーヒー ザ・シティー 260g コーヒー豆 中煎り 自家焙煎 (豆のまま)
コーヒーには興味がない
コーヒーになんて特に興味はなかったけれど、連れていってくれたひとには興味がありました。
スターバックはオーダーの仕方が違うんだよ。
トール、ホット、キャラメルマキアート。
そのひとは、そんな感じで、ぼくの分まで頼んでくれて蓋付きのカップを手渡してくれました。
蓋を開けて飲もうとすると「ちょっとまって、そのままでいいの」
蓋付きのまま飲めることも初めて知りました。
熱いコーヒーがいつ唇に届くのかビクビクしながら、最初の一口を飲む。
そのままキャラメルマキアートを飲みながら国立競技場まで歩いたころには、少し夕方の気配がありました。
ソファー席もあるんだよ。
そのひとは付け加えるようにいいました。
澤井珈琲 コーヒー 専門店 スペシャリティ セット コーヒー豆 3種類 1.3kg (500g x 2 / 300g x 1) 【 豆のまま 】
第一印象
スターバックス。
ぼくの第一印象は「注文の仕方が難しくて、ソファのあるお店」になりました。
それからしばらく経って、セルフの讃岐うどん店が流行ったころ。
やっぱり注文の仕方がわからなくて、あたふたしたときに、スターバックスのことを思い出して、ふふふ…ってなるのでした。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
【たまごあんかけうどん】
二人分 うどん:二玉、たまご:二個、市販のめんつゆ:適宜、片栗粉:大さじ2、水:大さじ2
1.鍋に二人分のめんつゆをつくる。パッケージの指示通りに希釈し火にかける。
2.沸いたら、溶きたまごを回し入れる。
3.片栗粉と水を合わせて水溶き片栗粉をつくる。
4.火を止めた鍋に3を回し入れとろみをつける。
5.うどんをパッケージの指示通りに茹でて丼にもる。
6.そこに4を回しかける。薬味があれば載せて完成。
きょうの6歳と8歳
ひとりではいけない場所があります。
誰かに連れていってもらった場所は、もしかしたら、自分一人ではいけなかった場所かも知れません。
言い方を変えると、流されないとたどり着けない場所があるということです。
とりあえず乗ってみる。
そういうことも必要です。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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