忘れられた昭和の家庭料理なのか
ひき肉と玉ねぎを炒めたものをたまごで包んだ料理。それがこどものころのご馳走でした。
名前はオムレツといいます。これって、いまもありますか?
周りの人にきいてみると、同世代のひとは「こどものとき、よく食べた」といいます。そして判を押したように「でも、最近は食べてない」といいます。
昭和の忘れられた家庭料理のか…。ご馳走だったのに…。
試しに自分より少し若い世代の人にきいてみると、さらに印象が薄い感じでした。
世代間ギャップなのか、それとも地域間ギャップなのか。
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オムレツの定義
こんなこともありました。
オムレツときいて喜んで箸をつけたところ、何も中身が入っていませんでした。そのときの衝撃ったら…。当時の自分の中では、それは卵焼きという名前だったからです。
オムレツといったら、たまごに何かが包まってないといけない。
もっといえば、ひき肉と玉ねぎを炒めたものがたまごにくるまってる。それがオムレツの確固たる定義です。
混ぜて焼くのでも、最終的にオムレツ形(通じますか?)になっていればよしとします。
あと、何をかけて食べるのか?と、たまごは甘いのか?も意見の分かれるところ。
こどものころは「ケチャップをかける、たまごには砂糖なし」でした。もちろん異論は認めます。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
【じゃがいもとぶた肉のオムレツ】
1.昨夜の残りのぶた肉と玉ねぎの炒めもの(焼き肉のタレ味)をつかう。
2.じゃがいもは皮をむいて、5mmの輪切りにして、レンジで火を通す。
3.フライパンを火にかけ、油を引いて1と2を投入。塩胡椒で味を整える。温まったらいったん取り出す。
4.ボウルにたまごを割り入れて、牛乳を加えて溶く。
5.バターを投入したフライパンを熱して、溶いたたまごを投入、直後に大きくかき回す。
6.3を投入して、手早く包む。
準備をしていると、こどもたちが寄ってきて、作っているの見たいという。
もちろん、秘密なことはないのだけれど、それだったら包んでみようと思いつきました。
最初は混ぜて焼けばいいやとおもっていたけど。
こどもたちは静かに黙って見ていたけど、食卓に運んだころには笑顔ができあがっていました。
今回は残りものの焼き肉のタレ味の具材だったので、ウスターソースのほうが合いそうです。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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