業務出張のはざまの6時間、秋の長野市をGR3とGR3xを持って歩きました。
長野に対する憧れと裏腹に、長野市を歩くのは初めて。
いつかの移住地の候補にもなっています。
きょうのカメラ
仕事の出張なのでカメラは控えめにGR3とGR3xの2台持ち。
間違わないようにGR3xにはオレンジのデコレーションリングを。
出発するときは、自由時間があるとは思っていなかったけれど、念のためにカバンに忍ばせておきました。
北陸新幹線
今回は金沢から上越妙高まで北陸新幹線。その後、車で長野市に入るルートです。
新幹線のおかげで長野は楽勝で日帰り圏内。
以前に鹿児島に住んでいたときの、鹿児島中央ー博多くらいの感覚です。
金沢から長野方面(東京方面)に乗るときは進行方向右側がおすすめです。
運がよければ富山で車窓から立山連峰を眺めることができます。そのあとはトンネルに吸い込まれます。
上越市で仕事を済ませてから車で長野市へ。
夜通し働いて、翌朝8:00から15:00までが自由時間となりました。(そのあとはまたお仕事)
長野電鉄
移動手段のメインが車である地方都市での暮らしでは、電車に乗ることはほとんどありません。
その反動か、旅に出ると「たぶん住んでいないと乗らないかも」と思う路線に乗りたくなります。
今回のそれは長野電鉄でした。長野駅から善光寺下駅まで。
善光寺へは歩いていけるけれど、無理やりに乗ろうとすればこのルートです。
東急から譲り受けた8500系電車。都会で活躍していた車両が、地方で第二の人生を過ごすのは、とてもいいこと。
ちょっと自分自身の人生を重ねてしまいます(活躍してた?と問われると…)
長野駅から善光寺下駅までの約2キロは地下。外の景色は全く見えないけれど、それもちょっと面白いです。
一番前に乗ってしまうのは鉄の血からか。こどもの頃、いつだって父親と乗るときは一番前、運転士さんのすぐ後ろでした。
善光寺
善光寺下駅からは坂を登りながら、善光寺まで歩きます。
長野市の街並みはとてもよいです。古いものと少し古いものとが混ざり合ってできる独特の空気感があります。
その上で、地形的な妙味もあります。
東京で一緒に仕事をした長野県出身の同僚は、「東京は山が見えないから」と口にしていたけれど、長野に来てみてやっとその言葉の真意が理解できた気がします。
山が見えるのが当たり前な土地で生まれると、山が見えないことがとても不安になるのでしょう。
長野は山が近くて大きく見えて、とてもいいです。
りんご
長野県を推す理由の一つにりんごがあります。
りんごが大好きで、もうこれだけで長野に移住したいと思わせるのに十分です。
街を歩きながら、りんごを買って、リュックに放り込む。重いけど、それさえもいい感じです。
さて、帰りましょう。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
後日、買ってきたりんごでジャムを作りました。
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