牛乳メインのカリフラワーとソーセージのスープです。
適当に作っても間違いなくおいしいです。
色白のかわいいやつ
カリフラワーは大好きな野菜です。
そういうとよく「ブロッコリーは?」と比べられます。
どちらも大好きだけれど、わずかな差でカリフラワーに軍配が上がります。
理由は端的にいうと白いこと。
白いことの何がいいのか?
それは色が変わりにくいことです。
ブロッコリーは緑が美しいけれど、それは時間とともに失われていく。
くすんだ緑のブロッコリーだって好きだよ…だけれど、変わっていくキミを見ているのが辛いんだ…だから茹でたてを食べさせておくれ。
…そんな感じ。
カリフラワーはいつまでも白っぽいです。
淡白なかわいいやつ
カリフラワーって味しなくないですか?
これもよく言われます。
全然、そんなことはないけれど百歩譲って、そうだったとしても。
実は、それこそが魅力です。
主張の少ないシンプルな味だからこそ、他との調和を図ることができます。
ピクルスなんて最高だし、各種スパイスにもあいます。
カレー粉をまとった黄色いカリフラワーは最高に美しい。
あと、あまり注目されないけれど食感も特徴的です。
特にボロボロという感じの花の部分は、余人をもって替え難いのです。
カリフラワーをカットすると、たまにうっすらと色のついた部分があります。
これがまた琴線に触れます。植物の持つ美しさを感じます。
自分だけが好きなもの
実は生産量が減っているとのこと。
作るのに手間がかかるようです。白いから汚れないようにという配慮も大変そう。
だからか、ブロッコリーに比べるとやや高価なのが難点。
カリフラワーはちょっと地味で、たぶんなくなっても気がつかない人がいるのではないでしょうか。
カリフラワー?もちろん知ってるけど、興味ない。
そいう人が大部分でしょう。
でも、それもいいところ。
あんまり人気がないものを、自分だけが好きだと言ってる感じがいいのです。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
だいたい4人分 カリフラワー:一房、ソーセージ:一袋、牛乳:3カップ、固形スープの素:2個、粉チーズ適量、塩胡椒:少々、水3カップくらい、オリーブ油:大さじ1
1.カリフラワーを一口大に切る。
2.鍋にオリーブ油を熱し、カリフラワーを1、2分炒める。
3.2に水を注ぎ、ソーセージをちぎりながら入れる。ちぎると食感が変わります。
4.中火で熱し、沸いたら固形スープの素を入れて溶かす。そのあと火を止めて牛乳を入れる。
5.弱火で温めて、仕上げに粉チーズを入れる。
クミンなどのスパイスを加えても良いです。
きょうの5歳と7歳
こどもの頃にはカリフラワーなんて好きじゃなかった。
だけれど、カリフラワーだけじゃなくて、野菜全般が好きじゃなかったとも思う。
積極的に嫌いというよりも、他にもっと好きなものがあったという感じ。
好きではないものを、嫌いと括ってしまってはもったいない。
「好きでも嫌いでもない、ただそこにある。」
そう思えると、人生楽になる。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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