掘り起こしてから少し寝かせたじゃがいもで作るクリーム煮です。
熱々もおいしいし、冷めてもおいしいのです。
エイジング=熟成
とれたて新鮮もおいしいけれど、保存し熟成されたものもうまいです。
適度に水分が抜けて味が濃くなる気がします。
じゃがいもだけではなくて、他の野菜や肉や魚にも当てはまります。
瑞瑞しさだけが素敵なことじゃなくて、そこからの時間の経過にも意味があるってことです。
じゃがいもが熟成されていく時間を自分も同じだけすごしているはず。
この時間で自分もじゃがいもみたいに熟成が進んだかな…と考えたりしています。
時間はしなやかさを生む
じゃがいもは時間が経つと硬くなるわけではなくて、反対に柔らかくなっていきます。
時間をかけてものごとを進めることで、余分なものが削ぎ落とされて、それはしなやかな力強さを持つことになります。
しなやか(形動)[文]ナリ
①柔軟で、弾力に富んでいるさま。よくしなうさま。「━な指」「━にたわむ」
②動作・態度に角張ったところがなく、なよやかなさま。たおやかで優美なさま。「━な歩み」「━な物腰」[派生]━ さ(名)
大辞林
シンプルが最強説
じゃがいもを牛乳と生クリームで煮て、チーズを載せて焼くだけ。
とってもシンプルなのに、でも深い味がする。いわゆる滋味を感じます。
熱々でもおいしいし、冷めてもしっとりとしたおいしさがあります。
派手さはないけど、また食べたくなる飽きのこない味です。
これも原理原則論として、だんだんとシンプルにしていきなさいということかなと。
個の持っている力を活かすにはシンプルにすること。
そして相性のよい仲間(生クリームや牛乳やチーズ)と力を合わせること。
そうやっておいしいお料理も人間も仕上がったいくのかも知れません。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
やってもらおう! こどもたちと手分けができそうなところにバッジをつけました。
1.じゃがいもは皮を剥いて、5mm程度の暑さにスライスする。水にはさらさない。
2.フライパンに並べて、ヒタヒタまで牛乳と生クリームを1:1の割合で入れる。やってもらおう!
3.2におろしニンニク少々とナツメグ少々を加える。(なくってもおいしい。あったらさらにおいしいやつです)
4.火にかけて最初は強火、煮たったら弱火にして吹きこぼれないようにで15分くらい煮る。
5.じゃがいもに火が通ったら、塩胡椒をして味見する。
6.そのままオーブンに入れても良いけれど、入らなければ耐熱用に移す。
7.溶けるチーズを振って、オーブンで焼き目をつける。
きょうの5歳と7歳
作り置きにオーブン料理なんて…と思うかもしれないけど、冷めてもおいしいから。
オーブンでチーズが焼けるいい匂いで起き出してくるかと思ったけれど、きみらの眠りはもっと深いようだった。
今度はできたての温かいのをみんなで食べよう。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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