とうふに片栗粉をはたいて、フライパンで甘辛に焼く。
とうふだけど主役級です。
中井エリカさん
参考にさせていただきました。
辛いけど、甘い
甘辛と書いてあるのをみつけて、どちらに反応するのか。
甘いほうか、辛いほうか。
最初に言い切ってしまうと、甘辛は「甘いけど、辛い」ではなくて「辛いけど、甘い」です。
辛いには、刺激的な響きがあります。
辛いは、味覚としてではなく、痛いという感覚に分類されるらしいです。
痛いのは好きじゃない、できれば避けたい。そう思う人も多いはずなのだけれど、辛いは一定の支持を受けているのも事実です。
なぜなら、それは気持ちいいからです。
辛さ=痛さは、その感じ方に大きな個人差がある。
ここからは痛い。だけれど、その直前までは、その刺激に対して心地よく感じている。そして、ある一線を超えたところから不快に傾いていく。
この「ちょうどいい加減」をみつけるのは、かなり至難の技です。
湖池屋 甘辛カラムーチョ ヤンニョムだれチキン 53g×12個
手加減が存在するから
飴と鞭という言葉があります。
圧倒的に難しいのは鞭です。
そこには手加減が存在するから。
強すぎたら痛いし、弱すぎたら気持ち良くない。
鞭の使い手は相当の熟練が必要で、鞭を使いこなすことは並大抵ではないと想像ができます。
ここで問題がひとつあります。
心地よい鞭をふれる人が少ないのは理解できるのに、なぜ自分が上手に鞭をふることができると思ってしまうのか。
ただのアイキャッチ
その勘違いを防ぐには、辛さ=痛さから入るしかない。
辛さ=痛みを知らないと、甘さの意味が本当はわからないのです。
甘辛は「辛いけど、甘い」です。
冒頭にに掲げられている文字は、ただのアイキャッチ。
二番目の文字が本質かもしれないなぁ…くらいでいいんじゃないかと思うのです。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
二人分 木綿豆腐:一丁、片栗粉:大さじ2、砂糖:大さじ1、醤油:大さじ1、サラダ油:適量
1.とうふは半分に切って、さらに薄く半分に切る。電子レンジで1分くらい加熱し、キッチンペーパーで包んで水気を切る。
2.1に片栗粉をまぶす。
3.フライパンにサラダ油を熱し、とうふを並べて両面を焼く。
4.砂糖、醤油を加えて、煮詰めながら全体に絡ませる。
きょうの6歳と8歳
甘辛というキーワードにきみらは反応しない。
なぜなら、まだ「辛い」を知らないから。
でも、甘辛がどういうことなのかは舌が理解している。
名前を知らなくても、そういうものだとわかっている。
これから知識が増えて、無意識な存在に名前がついていきます。
楽しみにしましょう。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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