小松菜とシャケフレークのおにぎらず

おかず

おにぎらずとサンドシナイ

おにぎらずのパン版はサンドシナイでどうですか。

挟まないでパンの上に具材を載せるサンドイッチはオープンサンドというけれど、なんでサンドシナイではないのか?

オープンサンドイッチはサンドしてないのにサンドイッチなのっておかしくない?って思ったけれど、考えてみれば、挟むことをサンドというのではなく、パンに何かを挟んだものがサンドイッチ(サンド)と呼ばれているということです。

サンドイッチは固有名詞だけれど、おにぎりは動作と、その結果を言い表したものです。おにぎりの「お」を取れば「にぎり」でお寿司になってしまって違うものになってしまうし。

ちなみに同じ用法でいけば、ちらし寿司はにぎらず寿司なわけだけど、散らすという言葉の雰囲気がなぜだか妙に日本的で好きなのでちらし寿司の名称に異存はありません。ここで散らしてるのは米じゃなくて具材の方だと思われますが。

「同じ」と「変える」

朝ごはんに限らずメニューを考えるときは、まず同じ材料で調理方法を変えるというのがあります。いつもの材料で違うものができあがるのであれば、それは最高に素敵です。

予算とか季節とか、そのほか色々なことを考慮すると朝ごはんに使える食材自体のバリエーションはそんなに多くありません。なので、レパートリーを増やすには調理法を変える、味付けを変えるのが現実的です。

その結果がおにぎらずです。

名称に惑わされない

おにぎらずは握らないから楽でいいや!と思った人はおにぎらずを作ったことがない人です。

握らないけど楽ではない。これがほぼ全会一致の意見ではないでしょうか。

実はおにぎらずの利点は握らないことではなくて、よりたくさんの具材を入れられることです。名称に惑わされてはダメな典型例です。

#きょうの朝ごはん

小松菜とシャケフレークのおにぎらず

ざっくりな作り方

【小松菜とシャケフレークのおにぎらず】
1.ごはんを炊いておく。
2.小松菜は小口切りにする。
3.フライパンでごま油を熱する。小松菜を投入して塩をする。
4.しんなりしたら、シャケフレークを投入。細かくほぐしながら炒める。
5.醤油を回し入れ、味見をして塩で微調整する。
6.ラップを海苔より大きめに切る。
7.そこに海苔をおき塩をまく。その上にごはんを広げる。
8.ごはんの上に小松菜とシャケフレークの炒め物を載せる。
9.その上にごはんを乗せる。海苔で包んで、さらにそのままラップで包む。
10.そのまま海苔がごはんに馴染むまで待つ。
11.ラップの上から包丁でカットする。

クセのない小松菜とシャケフレークの塩味がごはんにとても合います。

前述の通り、おにぎりと比べて具材の比率を多くできることが利点です。栄養満点。

冷蔵庫の残り物の菜葉と備蓄してある瓶詰シャケフレークで美味しくできました。

瓶詰めシャケフレークは日持ちしますので、常備しておくととても便利です。

鮭ほぐし130g入 国産鮭使用 焼鮭ほぐし 150g (6本)

時間の余裕はこころの余裕=みんなにっこり

サンドイッチ同様に片手で持って簡単に食べられるのは、こどもたちの朝ごはんに最適です。

作るのはちょっと面倒くさいけど、その分食べる時間とお皿の数が減るので、トータルでは時短になるはずです。さらっとサクッと朝ごはん、という感じで時間と心に余裕が持てます。

早く食べなさーい、って言わないで済む朝は、みんなにっこりしています。

きょうも、そらのいろを思い出せる1日に

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