夜仕事から帰ってくると5歳くんが泣いていました。
わけをきくと、ごはんの水加減を間違えて固いごはんが炊き上がってしまったという。
4合といで水は3合分しか入れなかったみたい…
涙をためながら抱っこから離れない…。そんな理由なんてこっちも泣けてくる…
5歳くんが炊飯をして失敗したからって誰も責めたりはしない。お手伝いをしてくれたことだけで嬉しいし、まずはなんでもやってみることに意味があるから。しっかりと確認をしてあげなかったこっちのミスでもあるし。
「大丈夫だよ!失敗ごはんを救済する方法なんていくらでもあるから!キラッ」
「明日の朝ごはんに美味しいものを作ってあげるから」
そういってその場は収めました。
よくあること
まぁ、よくあることです。自分だってカップで計量しながら、たった3合なのに、あれ?何杯入れたっけ?ってなって最初からやり直すことなんてよくあるし。慣れた作業で無意識であればあるほど、疑問を感じたときに自分の行動に自信が持てなくなってしまいます。
ちなみに5歳くんも、いままでに何回も炊飯をしたことがあります。
だからこそ失敗にショックだったんだと思うけれど。
ふたつの方向性
さて失敗ごはんの救済方法です。
自分の基本的な方針は「そのほうが好都合な方に振る」です。
硬すぎちゃったら、硬いほうが好都合な料理
軟らかすぎちゃったら、軟らかいほうが好都合な料理
です。
軟らかいごはんなら、リゾットや雑炊やおじやなど煮込み系です。
硬いごはんなら、チャーハンとかの炒めごはん系かドリアなど何かける系です。今回はこっちです。
もちろん、硬すぎちゃったごはんは軟らか系への発展も可能です。でも、せっかく固く炊けてしまったので、それを活かす方向でいきましょう。
#きょうの朝ごはん
次男には「チャーハンとか良さそうじゃない?」って話していたのですが、調味料の在庫を確認したところ、レトルトのパスタソース(ミートソース系)があったので、今回は簡単ドリア風にすることにしました。
ざっくりな作り方
【混ぜて焼くだけ簡単ドリア風】
1.ごはんはレンジで軽く温めておきます。
2.そのほうがあとの作業がしやすくなる。
3.同時にゆで卵を作っておきます。茹で加減は好みで。
4.再度加熱しますので茹ですぎないほうが良いです。
5.レトルトのパスタソース(今回はボロネーゼ)を、温めずにそのままごはんにかけてしっかり混ぜます。
6.オーブントースターに入るサイズ(これ大事です!)の耐熱容器に混ぜたごはん敷きます。
7.その上に、ゆで卵と溶けるチーズを載せる。今回は味にパンチを出すためにケチャップをかけました。
8.あとはオーブントースターで5、6分しっかりと焼き色がつくまで焼く。
翌朝。
出来あがったドリア風ごはんを見て、次男は「チャーハンのほうがよかったのに…」とつぶやきながら、でもしっかりと完食でした。
硬いごはんも、へこんだ次男も救済できた朝でした。
きょうも、そらのいろを思いだせる1日に
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