食べた日じゃなくて茹でた日
今年初めて〇〇をした日を夏のスタートとします。
と書いて〇〇に入る言葉はなんですか?
自分は、アイスコーヒーを初めて飲んだ日と初めて半袖を着て外出した日が、今年の夏の始まりです。
それからもうひとつあって、それは初めてとうもろこしを茹でた日です。
食べた日じゃなくて、茹でた日。
生のとうもろこしを買ってきて、皮をむいて、お湯を沸かしたお鍋に投入した日。
湯に放った瞬間に黄色が鮮やかに浮かび上がり、とうもろこしの濃い匂いを感じたとき、ああ…夏が来たと感じます。
その日が今年の夏の始まりです。
夏が終わればまぼろしに
都市に住んでいると野菜に季節感を感じなくなったという話を聞いたりします。
確かに一年中出回ってる野菜が多いので、そう感じるのかも知れません。
でも、その中でとうもろこしは季節を感じやすい野菜ですよね。
気温が高い日が多くなると出回り始め、夏の間中楽しめて、だけれど、ある日を境にぴたりと見かけなくなる。そうなると、ああ、夏が終わった…もっと食べたかったと、ちょっと後悔したりするもの…それがとうもろこしです。
もっと一緒にいればよかった…大好きだったのに…。
そんな感じで、とうもろこしとの夏は終わるのです。
GOLDEN☆BEST/爆風スランプ ALL SINGLES BGMはこれで。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
【とうもろしのお味噌汁】
1.皮をむいたとうもろこしを1cmくらいの輪切りにする。
2.それをさらに半分に半月切りにする。
3.鍋に入れて、水を注いで火にかけます。
4.とうもろこしが柔らかくなるまで煮る。
5.芯からかなりいい出汁がでるので、このままでもよいけれど物足りないときは鰹出汁を使ってもよい。
6.味噌を適量入れてひと煮たちさせれば完成。
とうもろこしはもぎたてが一番糖度の高いらしいので、買ってきたらなるべく早く食べるのが得策です。
産地の方は、鍋を火にかけてから畑にとうもろこしを獲りにいく…なんて話も聞いたことがあります。それくらい鮮度が命ということです。
とうもろこしは生でも食べられるので、茹でる前に二、三粒味見をしてみます。生はとても瑞々しくて甘い。茹でる前と後を比べてみると味の違いを楽しめます。
特にヤングコーンは生で食べると最高においしいです。意外と誤解されているのですが、ヤングコーンは文字通りヤングなコーンで、そういう種類があるのではなく、一般的なとうもろこしの未成熟な実です。いま住んでいる地域ではなかなか生のヤングコーンが売っていなくて本当に残念。
今年初めてとうもろこしを茹でた日
ということで、今年の初めてとうもろこしを茹でた日が夏の始まりの日です。
それが、きょうでした。
夏の間、とうもろこしとの思い出をいっぱい作りましょう。
BGMはこれで。夏が来た!
とうもろこしの優しい甘さのお味噌汁は、こどもたちにも大好評でした。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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