予想外のそら豆

おかず

そら豆で遅刻

いつものように朝ごはんを作っていると、5歳くんが一緒にそら豆をむいてほしいという。

確かに冷蔵庫に入っていたなと思い当たる。

昨日、祖父と祖母の畑で採ってきたらしい。自分で採ってきたから自分でむいて食べてみたいという。

朝は忙しい。そら豆をむく時間は想定していなかったけれど、少し考えてから「OK!一緒にやろう」と言いました。

もともと朝ごはん作りは、きみらとの時間を作るために始めたものだし、それなのにせっかくの誘いを断るわけにいきません。

瞬時に出発までの残り時間を頭の中で計算して、まぁ間に合うでしょうと判断しました。

もし遅れても「5歳くんとそら豆をむいていたので遅れました」と正直にいおう。それはちょっと面白そうな選択です。

そら豆をむく

そら豆はごっついサヤを持っていますが、採れたてで、しかもまだ若いサヤなので、5歳くんの力でも比較的楽に割りひらくことができました。

その硬さ具合が絶妙で、少し工夫しながら力加減を考えながら試行錯誤をしてむくのが楽しいようで、短い時間でしたが、ふたりで楽しく作業をすることができました。

そら豆は、サヤごとだと「え?こんなにいっぱい?」って思うけれど、むいてしまうと「え?これだけ?」ってなります。食べられない部分が多い。サヤの内側は綿毛みたいにふわふわです。

きっと、そんなところから発想されたのかも知れない絵本を思い出す。

この本は、そら豆をむいた経験があると感じ方が変わるかも知れません。

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)

鹿児島LOVE

そら豆はサヤごと焼いてもおいしいです。バーベキューなんかに持っていくと、とても喜んでもらえます。

皮ごと焼いて中身だけ食べます。

全体の4分の1近くは鹿児島県で生産されているそうです。

以前、鹿児島に住んでいたときはもよく食べていました。鹿児島また住みたいな。

#きょうの朝ごはん

予想外のそら豆

ざっくりの作り方

【予想外のそら豆】
1.鍋にお湯を沸かす。
2.むいたそら豆は黒いのがある反対側にナイフで切り込みを入れる。
3.こうするとむきやすくなるし、塩味がしっかり入っておいしいです。
4.お湯が沸いたら塩をひとつまみ入れる。
5.茹で時間は2、3分。一粒食べてみて確認しましょう。
6.茹でたてをそのまま食べるのもよし。サラダにしてもよし。
7.茹でずに素揚げにしてもかなりおいしです。

自分でむいたそら豆はどう?ときいたら、少し思ってたの違う感じの顔だったけど「おいしい」と。

ちょっぴり予想外のそら豆だったみたいです。

そら豆は、ちょっと独特の香りがあるから子どもは苦手なイメージがあるけれど、それでも意外と普通に食べていました。

自分でやれば自分のことになる

自分で採ってきて、自分でむいて、自分で食べる。

自分でやったら自分のことになって、より興味が持てる。責任も感じる。(だから食べきれる)

そういうことが体感としてわかったてくれたらいいな。

きょうも、そらのいろを思い出せる1日に

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