ミニマリストの葛藤
なくてもいいけど、あると嬉しいものがあります。
究極をいえば、ほとんどのものはなくてもなんとかなる。
ミニマリストに憧れる自分としては、できる限りものを持ちたくないのです。
でも、それがあるとなお楽しいし嬉しいものがあるのは理解できます。だから常に葛藤があるのです。
あったら楽しい嬉しい
初めて親にねだって買ってもらった調理器具が親子鍋でした。
親子丼を一人前作るためだけの鍋です。
いま思うところの「なくてもいいけどあったら楽しいし、嬉しいもの」の一つです。
家庭において親子鍋は絶対に必要ということはありません。
でも、テレビで親子鍋を知ってしまってからは、それで親子丼を作ってみたくて仕方ありませんでした。
一人分を一つの鍋で作るという特殊性に当時の自分はまいっていました。究極のプロの道具、そう感じていたのです。
和平フレイズ 日本製 親子鍋 16cm 蓋付 IHにも対応 ステンレス製 倭承(わしょう) MA-9959
食卓での作業を用意する
こどものごはんにおいては、食卓での作業はかなり有用です。
マヨネーズや塩をかけたり、焼肉のように鉄板で焼いたり、手巻き寿司のように好きな具材を巻いたり…。
時間はかかるけれど、食事にや食材に興味を持ってもらう仕掛けとして活用しています。
「これらは全てアイデアである。それを選択するかどうかは自分で決めてくれ」
これがこどもたちと接するときの基本的なスタンスです。
それは朝ごはんでも同じで、意図的に卓上での作業を用意することにしています。
#きょうの朝ごはん
ざっくりの作り方
1.昨夜の残りのチキンのトマト煮と朝の残りの塩サバを使います。(もちろん、普通にトマトソースでOKです。)
2.チキンのトマト煮は、そのままで味が薄いのでケチャップとウスターソースで味を整える。同時に皮を取り除いた塩サバを手でちぎって入れる。骨を入れないように。
3.ゆで卵を茹でる。
4.パスタを袋の表示通の時間で茹でる。こどもたちには半分に折ったほうが食べやすそうですが、それは法律違反らしいです。
5.茹で上がったパスタをトマト煮と和える。
6.お皿に持って、半分に切ったゆで卵を添えて完成。
7.食卓でマッシャーでゆで卵をマッシュしながら和えて食べます。
マッシャー ポテトマッシャー ステンレス鋼 たまご じゃがいも さつまいも 果物 野菜マッシャー 離乳食調理器具 キッチン 業務用 (シルバー)
きょうの5歳と7歳
少し前にポテトサラダを手分けして作ったときに、フォークでじゃがいもを潰すことに苦戦をしていたきみは、100均で目ざとくマッシャーをみつけて、これが欲しいとねだった。
マッシャーを知ってることもかなり驚きだけど、それを今朝思い出したこともかなり凄いこと。
パズルがはまる瞬間だったはず。そういうひらめきは天才を作る。
きみらを育てていくための基本方針は「これらは全てアイデアである。それを選択するかどうかは自分で決めてくれ」だから。
これからもアイデアを提供し続けていきます。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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