カタチが違えば違うものになる
全く同じ材料で作っても形が変わると、それは新しいものになることがあります。
形が変わるというは、いい方を変えれば見た目が変わるということですから、当たり前といえば当たり前なのです。
だいたいのものがそうかも知れません。
形が違えば、色が違えば、見た目が違えば、もうそれは別ものです。
それが別のもだと感じるためには、ある一定の価値観が必要となります。
好きだから
ものすごくざっくりいうと、それに興味があるか、もっといえば好きかどうかです。
好きじゃなければ、興味すらなければ、ほとんどのものは「全部同じじゃない?」ってことになります。あのアイドルグループのメンバーが見分けられなかったり、あの歌手の歌が全部同じに聞こえたりするわけです。
好きだと、その差異こそが好きになるポイントです。
あっちとくらべて、ここがこうなってるのがいい、とかです。
興味があればあるほど、好きになればなるほど細部に対するこだわりが生じます。
他人に「なにが違うのかわからない…」そういわれれば言われるほど嬉しくなるのです。
形を変えるのは工夫である
お好み焼きとたこ焼きともんじゃ焼きはベースは8割9割は同じでしょう。でも、それは違うものとして認識されます。同じだと大きな声でいったらだいたい怒られます。広く大きく括ればコナモンってことに異議はないのでしょうが、でも、基本的にはそれぞれ独立したものです。
大判焼きとどら焼きだって「だいたい同じ」だけれど、もちろん全然違うものです。
また、名前が同じでも違うものもあります。以前に取り上げたたまごサンドは挟んである卵の形が違うものでした。
材料は同じで、その形を変えるというのは、工夫でもあるわけです。
形が違えば、同じ材料でも違ったものとして認識されるのですから、バリエーションを増やすという観点からいえば、それはとても価値のあるものです。
工夫はいつだって必要
朝ごはん作りにおいてのポリシーは、
簡単にできて、簡単に食べられて、栄養があって、おいしい、です。
毎日のことだから定番メニューはあってもいいけれど、でもできれば飽きずに食べられるものがいいのです。
そしてやっぱりそれには工夫が必要なわけです。
世界のサンドイッチ図鑑:意外な組み合わせが楽しいご当地レシピ355
#きょうの朝ごはん
ざっくりな作り方
【ポケットたまごサンド】
1.ゆで卵を作ります。パン1枚につき1個が目安です。
2.4枚切りの食パンの二辺だけミミを切り落とす。
3.パンナイフで袋状に切り込みを入れる。貫通させちゃってOKです。
4.中にバターを塗る。
5.できあがったゆで卵をフォークの背で潰して、塩胡椒、マヨネーズで味をつける。
6.切れ込みをいれたところに潰したゆで卵をまんべんなく投入。
7.三等分に切り分ける。
いつもと全く同じ材料でも形が変われば違うものになります。
ただ「横がつながってる」だけのサンドイッチなのですが、たったそれだけの違いでも、きみらにとっては別ものだったようでとても好評でした。
大きさもちょうどいい食べやすいサイズだったかも知れません。持ちやすいというのも、子どもにとっては重要な要素。
きみらへの質問は、
いつものサンドイッチとポケットサンドイッチ、どっちのほうが好きだった?
です。
まぁ、なんでもたくさん食べて、元気でいってくれたらどっちでもいいけれどね。
きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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