キャッチボール部とたまごサンド

たまごサンド パン

キャッチボール部を主宰しています。部員は自分一人。

ただ相手をみつけて、十数分間キャッチボールをするだけの部活です。

ルールが一つだけあります。

それはボールを持っている人しかしゃべってはいけないということです。

かなり面白い効果があって、なぜか世間話はもちろんのこと相談事もかなりはかどります。適度に離れているため適度に大きな声を出さなくてはならないので悪口とか愚痴もはばかられる。いわば前向きになるための仕掛です。

お声がかかればグローブとボール(カラーボールから硬式まで選べます)持ってどこへでも出かけますので、ぜひ呼んでください。

ボールとグローブを持って京都にいった

雑な動画ですみません…。

というわけで以前、ご縁をいただいて京都に行きました。梅小路公園でキャッチボールをする算段です。

かつてのお取り引き先の偉い人に誘われて、ボールとグローブを持って馳せ参じたわけです。当時は東京に住んでいて新幹線で向かったわけですね。動画を久しぶりに見て思い出しました。

住んでいるように旅をする

自分の旅の基本のコンセプトに「住んでいないと行かないところに行く」というのがあります。

例えば、秋田に行って秋田で一番おいしいと有名な沖縄料理のお店に行くとか、長崎に行ってどこにでもある郊外のスタバでコーヒーを飲みながら文庫本を読むとか、そういうのです。

京都の梅小路公園でキャッチボールも見事にそのコンセプトに合致するわけです。

広い公園でおじさん同士でキャッチボールをする。実際に住んでいてもなかなかない光景ではあります。

会話はキャッチボールなんて言いますが、キャッチボールをしながら会話をすると文字通りこれを実感できます。しゃべっては投げ、ボールが帰って来るのを待って返答する。キャッチしやすいボールを投げるのは基本中の基本です。

身体を動かしながら大きな声で会話をする。それだけでかなりのリフレッシュされます。

たまごサンドを定義づけする

翌朝、住んでいないと行かないような住宅街にある喫茶店に連れていってもらいました。

京都民に囲まれてカウンターに座って、モーニングセットを頼みます。たまごサンドのセットです。いつもと違う場所でいつものやつを頼む。これこそが自分の旅のコンセプトです。

そこで出てきたのが、あのたまごサンドでした。(動画にもちらっと映ってます)

たまごサンド=ゆで卵を潰してマヨネーズで和えたものが挟まってる

それが自分の中でのたまごサンドでした。

というより、たまごサンドとは?という問いかけも、ましてや定義づけなどしたこともありませんでした。たまごサンドっていったら、あれでしょう?他になんかある?くらいな感じです。

でも、目の前のたまごサンドは

厚焼きたまごが挟んである…こ、これが…たまごサンドだと…

率直な感想です。

そういうのもあることを知っていること

たまごサンドと聞いて、自分と違うものを想像する人がいるという当たり前の事実。

考えてみれば、お酒といえば?とか、肉といえば?という質問への答えは、かなり地域差がありそうです。

「住んでいないと行かないところに行く」は

いつもと違う場所で、いつものことをする

ということでもあります。

そこから生じる不具合やギャップに気がつくことで世界が広がるんだなと改めて感じました。

そういうものがあることを知っている、それが超大事だなと思った出来事でした。

#きょうの朝ごはん

もちろん、初めて食べた厚焼きたまごサンドは最高においしかったです。

今でもたまーに朝ごはんに作ってます。

たまごサンド
ざっくりの作り方
【卵焼きサンド】
1.5枚切りの食パンを耳を落として、さらにスライスする
2.内側にマーガリンとマヨネーズを薄く塗る
3.たまごを割ってしっかりといて、さとうとしょうゆで味付けする
4.卵焼き器でたまごを焼く
5.できあがったたまご焼きをパンに挟む

きょうも、そらのいろを思い出せる1日に

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