親子のギャップ
お休みの日は、なんで平日より早く起きられるのか?
一言で言ってしまえば、やりたいことがあるから、です。
あれして遊びたい、あそこに行きたい、あのテレビがみたい、あの本が読みたい…。
保育園から小学校の低学年のころ、お休みの日だけは母親より早く起きて、まだ寝ている母親を起こしては「もう少し寝かせて、あと30分寝かせて、あなたももう少し寝てなさい」「いやだ起きる、起きて!」という問答を繰り返していました。平日とは全く逆です。
逆に言えば、平日はそのやりたいことが寝ることだったし、そして母親のお休みにやりたことは寝ることだったんです。
噛み合わない親子間ギャップが起きるわけです。
そこで母親はいつもこう提案をしてきます。
- 朝ごはんを買いに行ってきて
- 朝ごはんを作って
当時の自分にとっては、どちらもとても魅力的な提案でした。
提案1 パンを買いに行く
当時のパン屋さんは今のケーキ屋さんみたいに選んだものをショーケースからお店の人が取ってくれる方式でした。
朝ごはんを買いに行くのは近所のパン屋さん。千円札を握って妹と二人で歩いていく。
まだ保育園児で字を読むのもままならず、コミュニケーションスキルも足りないので、食べたいパンを指で指してお店の人に取ってもらいます。
三食パンや(あんことジャムとクリームが入っている)、キャベツの千切りがマヨネーズで和えたものが挟んであるサラダパン、ハムが挟んであるハムパン、ぶどうパン…好きなものをどれだけ選んでも1000円でお釣りが来る時代でした。
行って帰ってきて往復で30分。母親はその間、寝ています。
思えば牧歌的な時代です。いまなら子どもたちを二人(近所とはいえ)おつかいに行かせるのは少し勇気が必要です。そもそも住んでいる地域には歩いてける範囲にパン屋はありませんけど。
帰ってきてもほとんどの場合、母親はまだ寝ていることが多くて、手に入れたパンを一生懸命説明しながら起こしました。買ってきたパンを早く食べたい一心です。
提案2 朝ごはんを作る
もう少し大きくなると、コーヒーを淹れてほしい、たまごを焼いてほしい、パンを焼いてほしい、できたら起こして。と朝ごはんつくるよう提案されました。
これもとても魅力的でした。
やかんでお湯を沸かす、フライパンを温めて油を入れる。パンをトースターに入れる(飛び出すタイプのトースターでした)どれも楽しいことでした。
コーヒーと目玉焼きやオムレツとトースト。30分はゆうに時間を稼げます。
その間、母親は寝ています。
提案が「やりたいこと」になった
そのうちにお休みの日は自分が朝ごはんを作る係になりました。
いま思えば上手く誘導された感じですが、その習慣はいまも生きていて、自分にとっての朝ごはん作りは早起きしてやりたいこと になっています。
#きょうの朝ごはん
お休みの今朝も誰よりも早く起きて朝ごはんを作っていると5歳くんが起きてきました。
きみはお休みの日はには早く起きるんだね、と抱っこしたあと、先にふたり分のピザトーストを焼きました。
ざっくりな作り方
【ピザトースト】
1.5枚切りの食パンをパンナイフでス2枚にスライスします。
2.ケチャップとマヨネーズを混ぜたものを内側に塗る。
3.ハムとチーズを載せてオーブントースターで焼く。
4.ピザモードがあればそれで。ないときは下にアルミホイルを敷くとよいです。
5.大人の分は黒胡椒やタバスコでアクセントをつけるとなお美味しいです。
スナップエンドウとプチトマトとゆで卵のサラダもどうぞ。
カルディの旨たれで。
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きょうも、そらのいろを思い出せる1日に
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